Google Apps Scriptで作ったWebサイトにClassroomの共有ボタンを追加する

Google Apps Scriptで作ったWebサイトにClassroom の共有ボタンを追加する

Google Classroom(クラスルーム)の共有ボタンとは

ブログや各種サイトで表示されるFacebookやTwitterなどのSNS共有ボタンのように、Google Classroomにも共有ボタンが存在しています。

公式サイトの説明によれば、「Classroom の共有ボタンは、ボタンのサイズや読み込み方法の変更など、ウェブサイトのニーズに合わせて追加およびカスタマイズできます。ウェブサイトに Classroom の共有ボタンを追加すると、ユーザーが自分のコンテンツをクラスで共有し、サイトへのトラフィックを増やすことができるようになります。」とあります。

ざっくりとですが、URLやタイトルなどを共有ボタン用のHTMLタグの中で指定することで、その内容をGoogle Classroomに対して課題やお知らせとして投稿することができる、といったことができます。

例えば、サイト側で課題のファイルの一覧と共有ボタンを用意することで、生徒が容易に課題作成をすることができたりします。今回はまさにこれをサンプルとして作ったものをご紹介します。

Google Apps Scriptで作ったWebサイトに、課題投稿用のClassroomの共有ボタンを設置する

せっかくですのでGoogle Apps Scriptを使ってWebサイトを構築し、サイト内にClassroomの共有ボタンを設置します。GASを使うメリットとしては、今回の実装では省略していますが、Googleドライブにある課題用のファイルを読み込ませ表示するといったことを気軽に実装できるようになります。

また、Classroomの共有ボタンでは、課題として投稿するGoogleドキュメントやスプレッドシートのURLやタイトルの内容を読み込ませ、共有ボタンから課題として投稿する際に自動的に読み込ませるといったことができるようになります。

動作のイメージとしては下記のようになります。

ボタンはとりあえず3つ表示させるようにしています。URLやタイトルを指定すると課題投稿やお知らせ投稿時に反映されていることが確認できます。

GASのWebサイトClassroomの共有ボタンを実装する際の注意点

大元の実装についてはこちらのブログを参考にさせて頂きました。当初は公式サイトにあるg:sharetoclassroomタグを使う方法での実装を考えていましたが、将来的なことも見据えてVueでの実装をしているため、単純に実装とはいきませんでした。解決策は上述のサイト内に詳しく記載があります。

Vueを使うことで、前述したGoogleドライブやその他のGAS/Googleアプリとの連携ができるため、Googleクラスルームをより積極的に活用していくことができますね。

もしClassroomの共有ボタンを実装したいという方がいらっしゃいましたら、お問合せフォームよりご連絡いただければ幸いです。

 

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